大和郡山市の旧街道に面した本店は、重厚な格子戸と風格ある瓦屋根が歴史の重みを醸し出しています。暖簾をくぐると、店内には歴史的な菓子木型や古文書が展示され、まるで小さな歴史博物館に足を踏み入れたかのような趣があります。
販売カウンターの奥には落ち着いた本家菊屋 喫茶 カフェメニューを楽しめるイートインスペースが併設されています。定番は、挽きたての宇治抹茶とともに「御城之口餅」が添えられた抹茶セットや、大和茶の煎茶セットです。
実際に現地で供される「御城之口餅」は、厳選された国産小豆を丹念に炊き上げた瑞々しい粒餡と、極薄の餅生地、そして特製の青大豆きな粉の香りが際立ちます。一口サイズでありながら、口に含んだ瞬間に広がるきな粉の香ばしさと小豆のすっきりとした甘味は、持ち帰り品とは一味違う出来立てならではの柔らかさと繊細さを体感させてくれます。