ネット上の情報や口コミを精査すると、岐阜県内の美術館をめぐる幾つかの誤解や落とし穴が見受けられます。訪れる前に確認しておきたい代表的なポイントを整理しました。
誤解1:「岐阜県美術館」と「岐阜県現代陶芸美術館」の混同
旅行計画時によくある間違いが、岐阜市にある岐阜県美術館と、多治見市の複合施設「セラミックパークMINO」内にある岐阜県現代陶芸美術館の取り違えです。両館は直線距離で約40km以上離れており、車でも高速道路を使って約1時間かかります。「ルドンを見に行くつもりが陶芸館に着いてしまった」という事態を避けるためにも、目的地がどちらの施設であるかを必ずナビゲーションで再確認してください。
誤解2:「ルドン作品はいつでも全点見られる」という思い込み
「250点以上のルドン作品が一堂に常設されている」と誤解して訪れる人が少なくありません。前述の通り、光や湿気に弱い版画やパステル画は厳密な保存規定に則って展示期間が制限されています。1回の所蔵品展で展示されるルドン作品は通常数十点程度です。しかし、その分テーマごとに厳選されたキュレーションが施されており、訪れるたびに新たな発見に出会える仕組みになっています。