二人の出会いは1998年に遡る。鈴木さんが腸閉塞を患い、駿河台日本大学病院(当時)に緊急入院した際、執刀医を務めたのが山形氏だった。これが縁となり、同年のうちに結婚。医師と女優という、互いに異なる世界で第一線を走る二人は、深い信頼関係で結ばれていた。
山形氏は周囲からの信頼も厚い、非常に優秀な外科医だった。患者の命を救うことに心血を注いできた彼自身が、病魔に倒れてしまうという皮肉。鈴木さんは夫の医師としてのプライドを誰よりも理解し、支え続けていた。だからこそ、最期の瞬間まで夫の回復を信じ、共に闘い抜いたのだろう。