日本中が「誰が真犯人なのか」と考察を過熱させた本作において、すべての糸を裏で引き、最悪の悲劇を引き起こしていた黒幕は、凌介の学生時代からの大親友であり、『週刊追求』の編集長を務めていた河村俊夫でした。
最終回の結末で明かされた最大の衝撃は、失踪した妻・相良真帆が事件の極めて初期の段階で命を落としていたという残酷な事実です。失踪当日の夜、真帆は河村の手によって絞殺され、その遺体はずっと山中に埋められていました。
凌介が必死に家族の生存を信じて奔走し、世間からの激しいバッシングやネットリンチに耐え忍んでいた期間、河村は「最も頼れる味方」という完璧な仮面を被りながら、自身の罪を隠滅し、事件を自らの手でドラマチックに演出し続けていたのです。警察の捜査と凌介の執念によって追い詰められた河村は、最終的に山中で真帆の遺体が発掘されたことで観念し、すべての犯行を自供・逮捕される結末を迎えました。