芸能界における動物保護運動のパイオニアといえば、女優の杉本彩を置いてほかにいない。彼女の活動は現場の保護にとどまらず、法制度の改革という根幹へと向けられている。
彼女が理事長を務める「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」は、悪質な繁殖業者(ブリーダー)の取り締まり強化や動物虐待に対する厳罰化を目指し、精力的な署名活動や国会への働きかけを展開してきた。感傷的な愛護論に逃げず、法的なエビデンスと倫理的観点から社会を動かしていくロジカルなアプローチ。芸能界という発信力を最大限に活かした彼女の執念は、日本の動物愛護行政を確実に前進させている。