二神光さんは1990年10月23日生まれ、愛媛県出身。身長175cmの端正な佇まいと、泥臭い役柄から繊細な青年役まで演じ分ける確かな表現力で、演劇界を中心に確固たる信頼を築いていました。
特に全国的な知名度を広げたのが、2026年度前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』への出演でした。主人公・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)の兄である直道(上川周作さん)の親友・同級生役などを務め、物語の序盤において昭和初期の若者たちの息づかいを生き生きと体現。視聴者の記憶に鮮烈な印象を残しました。
二神さんのキャリアは朝ドラにとどまらず、NHK大河ドラマ『真田丸』や『平清盛』、数々の民放サスペンスドラマ、自主制作映画、そして何より情熱を注ぎ続けた小劇場から大劇場までの舞台公演に及びます。派手なスポットライトを浴びるスター街道というよりも、一歩一歩の現場で演出家や共演者の信頼を勝ち取ってきた「叩き上げの表現者」でした。