電話番号がわからない焦りから、ネット上の誤った情報やリスクの高い手法に手を出してしまうユーザーが後を絶ちません。デジタル空間におけるセキュリティの観点から、絶対に避けるべきNG行為を周知しておく必要があります。
最も危険なのは、「電話番号確認ができる」と謳う非公式の野良アプリや怪しいツールサイトの利用です。Google Playストア外から導入を促すAPKファイルや、電話帳データへの過剰なアクセス権限を要求するサードパーティ製アプリの中には、端末内の連絡先や個人識別情報を外部サーバーへ不正送信するスパイウェアが混入しているリスクが存在します。
また、見知らぬ番号やネット上の「番号通知テスト用掲示板」などに記載された不審な番号へ発信することも厳禁です。ワン切り詐欺グループの名簿リストに「通話可能な生きた回線」として登録され、後日、大量の迷惑電話やフィッシングSMSのターゲットにされる危険性が極めて高くなります。
「設定画面で番号が不明になっている=契約が無効になっている」というネット上の俗説も明確な誤解です。前述の通り、SIMカードのハードウェア仕様として番号が刻印されていないだけであり、通話やSMS通信のパケット送受信には一切支障がない仕様上の正常動作である場合が大多数を占めます。