Q1:産後骨盤ベルトを寝るときに着けても問題ありませんか?
A1:原則として就寝時の着用は推奨されません。横になっている状態では骨盤に重力負荷がかからない上、長時間の圧迫によって血行不良や筋肉の自立的回復を妨げる原因になります。激しい痛みで寝返りが打てない場合を除き、睡眠時は外して身体を休ませてください。
Q2:帝王切開で出産した場合、いつから骨盤ベルトを使えますか?
A2:分娩直後は傷口を刺激するため使用できません。まずは腹部保護専用のマタニティ帯を使用し、産後2〜4週間が経過して傷口の状態が落ち着いた段階で、産科医に確認をとってから骨盤ベルト(大転子を通る下部ライン)の装着を開始してください。
Q3:骨盤ベルトと骨盤ガードルはどちらを選ぶべきですか?
A3:役割と使用時期が異なります。骨盤ベルトは産後直後から2ヶ月頃までの「関節の固定と除痛」を目的とした医療補助具です。一方、骨盤ガードルは悪露が落ち着いた産後1〜2ヶ月以降に、たるんだお腹やヒップラインを整える「体型補正」を目的としています。痛みが強い初期はベルト、回復期はガードルと使い分けるのが合理的です。
Q4:産後骨盤ベルトはいつまで着け続けるべきですか?
A4:産後2ヶ月から最長でも3ヶ月程度が卒業の目安です。骨盤を支える靭帯が硬直を取り戻し、痛みが引いてきたら、徐々に着用時間を減らしていきます。長期間ベルトに依存しすぎると、自前のインナーマッスル(腹横筋や骨盤底筋群)が衰えてしまうため注意が必要です。