Q1:高校無償化によって、私立高校と公立高校の学費負担はほぼ同じになりますか?
A1:同じにはなりません。無償化(国の就学支援金や各自治体の助成金)の対象は原則として「授業料」に限定されます。私立高校では入学金、施設維持費、指定制服代、修学旅行積立金、部活動費などが公立校よりも高額に設定されており、無償化適用後も年間30万〜60万円程度の自己負担が発生するのが一般的です。
Q2:中学受験で私立と公立中高一貫校で迷った場合、どう選べばよいですか?
A2:対策方法と教育方針の違いで判断します。公立中高一貫校の適性検査は記述力や思考力、社会課題への関心を問う独特の形式であり、学費は公立水準です。私立中学校は国算理社の基礎から難問までの総合学力が問われ、独自の先取りカリキュラムや手厚い施設が魅力です。私立との併願を視野に入れるか、公立一本に絞るかによって小学4〜5年時からの塾選びや学習戦略が大きく変わります。
Q3:私立校は公立校に比べていじめが少ないというのは本当ですか?
A3:発生件数自体が極端にゼロになるわけではありません。ただし、私立校は明確な校則に基づき、いじめ加害者に対する停学や退学勧告といった厳格な処分を下しやすい仕組みを持っています。公立校は義務教育の観点から加害生徒を退学にすることができないため、迅速な隔離や処分という点においては私立校の方が対応の選択肢が広いと言えます。