昔は涼しかった?気象庁の過去気温データで暴く「猛暑」の決定的真実

昔は涼しかった?気象庁の過去気温データで暴く「猛暑」の決定的真実

昔は涼しかった?気象庁の過去気温データで暴く「猛暑」の決定的真実についての真相をご紹介します。

Q1:気象庁の過去の気象データは一般人でも無料で調べられますか?
A1:気象庁の公式ウェブサイト内にある「過去の気象データ検索」ページから、誰でも完全無料で閲覧・検索が可能です。全国各地の気象台やアメダス観測所ごとに、日別・月別・年別の最高気温、最低気温、降水量、日照時間などの詳細データを数十年前から100年以上前まで遡って tabular 形式で照会できます。

Q2:昭和の時代は、本当に学校にエアコンがなくても平気だったのですか?
A2:平気であったというより、物理的な気温が現在より明らかに低かったというのが正確です。昭和中期(1960〜1970年代)の東京や大阪では、35℃を超える猛暑日はひと夏に0日〜2日程度しかなく、学期末の7月上旬〜中旬の最高気温も28℃〜30℃前後が主流でした。そのため、風通しの良い木造・コンクリート校舎と扇風機、水飲み場での水分補給で一定の耐用が可能でしたが、現代の気温下で同様のことを行えば生命の危険に直結します。

Q3:気象庁の観測場所が移転したことで、気温が上がったように見えているだけではありませんか?
A3:一部で囁かれる「大手町から北の丸公園への観測所移転(2014年)などで数字が歪んだ」という説は科学的に否定されています。実際には、大手町から緑豊かな北の丸公園へ移転した際、局地的な影響でむしろ移転直後の気温は平均して約1℃程度低めに出る傾向が確認されました。それでもなお長期的な気温推移グラフや都市化の影響が極めて少ない全国15地点の観測記録が等しく右肩上がりを示していることから、移転によるアーティファクトではなく、広域的な気候変化であることが証明されています。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。