二人の出会いは1990年代後半にさかのぼる。知人を介した偶然の引き合わせがきっかけだった。当時、矢沢心は人気ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』などに出演し、若手女優として急成長を遂げていた。一方で魔裟斗は、まだ世界王者になる前、キックボクシングのリングで己の限界に挑み続けていた時期だった。
交際期間は約6年間。格闘家という常に怪我や敗北の危険と隣り合わせの職業を支えるため、矢沢は陰で食事の管理や精神面でのサポートを徹底したという。魔裟斗がK-1 WORLD MAXで世界王座に君臨し、名実ともに頂点に立った2007年、二人は婚姻届を提出。交際初期から変わらない強い信頼関係が、その決断を支えていた。