富士山噴火周期の真相と300年沈黙の謎!迫るリスクと最新の防災対策

富士山噴火周期の真相と300年沈黙の謎!迫るリスクと最新の防災対策

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火山の活動間隔を把握する上で欠かせないのが、地層や古文書に残された噴火履歴の分析です。地質学的な調査によると、現在の富士山(新富士火山)が形成された過去5000年間で約180回以上の噴火が確認されています。単純計算すると、およそ30年に1回という極めて高い頻度で噴火を繰り返してきた計算になります。

とりわけ平安時代は活動が活発で、864年に発生した「貞観噴火(じょうがんふんか)」では、山腹から膨大な溶岩が流出して広大な湖「せの海」を埋め立て、現在の西湖、精進湖、そして青木ヶ原樹海を形成しました。この時期の富士山は、数年から数十年のスパンで断続的にマグマを噴き上げる非常に活発な山だったのです。

しかし、富士山の活動史を俯瞰すると、噴火の間隔は決して一定のメトロノームのように正確ではありません。数百年間にわたって激しく活動する「活動期」と、マグマの供給が落ち着く「休止期」を数百年単位で繰り返す性質があります。過去の履歴が示すのは、「規則的な周期」というよりも「間欠的な活動サイクル」の中で動いているという事実です。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。