再生医療の現場で最も期待されているのが、脂肪由来幹細胞(ADSCs)を用いた治療だ。自分の太ももや腹部から吸引した脂肪から幹細胞を抽出し、それをバストに注入することで、血管の新生を促し脂肪組織を定着させる。
この治療の最大のメリットは、触感が極めて自然であること、そしてレントゲンやMRI検査でも異常として検出されにくい点にある。ただし、高度な技術と無菌設備が必要となるため、治療費は依然として高額だ。また、信頼できる専門医を選ばなければ、注入した脂肪が壊死してしこり(石灰化)を作るリスクもゼロではない。