京都橘中学校・高等学校の受験を検討する上で、まず把握しておくべきなのが複数学科・コース制による明確な学力区分です。高校入試における偏差値の目安はコースによって異なり、それぞれの教育目標に直結した設計がなされています。
最難関国公立大学や難関私立大学の現役合格をターゲットとする国公立特進コース(Sコース)は偏差値64〜66に位置し、京都府内の私立高校でも上位クラスの難易度を誇ります。次いで難関私立大学を視野に入れる特進コース(Eコース)は偏差値58〜60前後、部活動と学業の両立を主眼に置く総合進学コース(Aコース)は偏差値52〜54前後が合格の目安です。中高一貫教育を担う中高一貫コース(Vコース)は中学入試段階で選抜されます。
一方、京都橘中学校の偏差値は関西圏の主要模試(五ツ木・駸々堂模試等)で48〜55程度、大手中学受験塾の全国模試基準では40台前半〜中盤で推移しています。適性検査型入試や専願・併願制度の充実により、近年の中学入試倍率は1.3倍〜2.0倍前後を安定してキープ。思考力・表現力を問う新タイプの入試も定着しており、基礎学力に加えて論理的思考力を備えた受験生の獲得に成功しています。