赤坂の敷地に建つ現在の公邸本館は、1931年(昭和6年)に完成した歴史的建造物です。米国政府が海外に建設した公邸の中でも屈指の歴史を誇り、耐震性や堅牢さを兼ね備えた重厚な造りが特徴となっています。
外観および主要なホールは、当時流行したアールデコ様式やアメリカン・クラシック様式を取り入れた優雅なデザイン。高い天井と大きな窓から自然光が差し込む大広間には、格調高いシャンデリアや厳選されたアメリカ美術のアートワークが飾られています。
さらに特筆すべきは、洋風建築の足元に広がる壮麗な日本庭園です。手入れの行き届いた池や灯籠、四季折々の植栽が配置された庭園は、アメリカの伝統美と日本の美意識が調和した見事なランドスケープを形成しており、訪れた賓客を魅了し続けています。