自衛隊の予備戦力にはいくつかの区分が存在しますが、やす子が任官した「即応予備自衛官(即自)」は、一般的な「予備自衛官」とは求められる練度も即応性も全く異なります。
通常の予備自衛官が年間5日間の訓練を受け、大規模災害や本格的な有事の後方支援を担うのに対し、即応予備自衛官は「年間30日間(2泊3日や4泊5日などを複数回)」の訓練が義務付けられています。普段は社会人やタレントとして生活しながら、第一線部隊の定員不足を補う即戦力として、実戦部隊と同等レベルの射撃訓練や戦闘訓練をこなさなければなりません。
招集基準も非常に厳格で、防衛招集や治安招集だけでなく、大規模災害時の「災害等招集」にも即座に応じる義務を負います。芸能界の第一線で活躍しながらこの重責を背負うことは、名目だけのアピールでは到底不可能な、極めて実戦的なコミットメントを意味しています。