日本のオーラルケア業界において、歯周病対策の技術革新を長年牽引してきたのがライオン株式会社とサンスター株式会社の2社だ。両社はそれぞれ異なる角度から歯周病菌へのアプローチを強化している。
ライオン株式会社が展開する「システマ」ブランドは、超極細毛技術のパイオニアとして知られる。歯周ポケットの奥深くまで届く独自の毛先形状は、毛束の配置や角度に至るまで緻密に設計されており、力のないペングリップでのブラッシングでも高い洗浄力を発揮する。
対するサンスター株式会社の「ガム(G.U.M」シリーズは、歯周病菌そのものの殺菌と炎症の抑制に着目。ハブラシの毛自体に抗菌加工を施すなど、衛生面の保持とともに歯肉への当たりをマイルドにする独自加工技術を搭載している。市販の主力製品における両者の切磋琢磨が、セルフケアの質を大きく引き上げている。