Q1:左利きの場合でも、着物の合わせ方は右前でなければいけませんか?
A1:はい、左利きの方であっても完全に「右前」で着るのが唯一のルールです。和装の衿合わせには個人の利き手による例外は一切存在しません。左利きの方にとっては懐に手を入れにくい構造になりますが、伝統的な礼法および死装束の禁忌を避けるため、必ず右前(右衿が肌側、左衿が上)で着用してください。
Q2:出先で自分の浴衣が「左前」になっていることに気付いたら、どう直せばいいですか?
A2:帯を完全に解いてやり直すのが理想ですが、時間や場所がない場合は多目的トイレなど個室に入り、帯を限界まで緩めて上から衿を引っ張り直す応急処置を行います。左衿をぐっと胸の奥(肌側)へ押し込み、外側にある右衿を上から被せるように重ね順を入れ替え、帯の中に衿先を押し込んでから帯を締め直します。帯の上から無理やり衿を交差させようとするとシワだらけになるため、必ず帯の結び目を緩めてから直してください。
Q3:子供(男の子・女の子)の浴衣も右前で合っていますか?
A3:完全に右前です。大人と同様、子供用浴衣であっても性別に関係なく右衿を先に体に合わせ、左衿を上に重ねます。市販されている子供用の簡易浴衣(甚平やセパレートタイプ、内側に結び紐がついているタイプ)は、内側の紐を結んでから外側の紐を結ぶ構造になっており、紐を正しい順序で結べば自然と右前になるよう設計されています。