『青い珊瑚礁』の発売年は1980年7月1日。デビュー曲『裸足の季節』に続く2枚目のシングルとしてリリースされました。当時、グリコ「ポッキー」のCMソングに起用されたことで一気に知名度を拡大し、オリコンチャートで最高2位を記録。松田聖子という不世出のスターを一躍トップアイドルへと押し上げる決定打となりました。
この楽曲を語る上で欠かせないのが、TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』での語り草となっている中継シーンです。1980年8月、同番組のスポットライトコーナーに初登場した際、移動中の飛行機が到着したばかりの羽田空港の滑走路タラップ前で生歌唱する伝説の中継が敢行されました。轟音と夜風が吹き荒れる過酷な生中継環境でありながら、一切ブレることのない圧巻の歌唱力を披露し、お茶の間に強烈なインパクトを残しました。数ある松田聖子の代表曲ランキングにおいても、今なお常に最上位に君臨し続ける理由は、こうしたドラマティックな伝説の数々とともに記憶されているからです。