事故直後、一部の心ないネットユーザーの間で「対戦相手の受け方が悪かったのではないか」「技の掛け方に無理があったのではないか」といった根拠のない責任追及や誹謗中傷が見られました。
しかし、これはプロレスの構造と当日の攻防に対する完全な誤解です。高山選手自身や、盟友である鈴木みのる選手、関係各団体の幹部らも一貫して説明している通り、この事故は対戦相手に一切の非がない純粋なアクシデントでした。
プロレスラーは年間100試合以上を戦い抜く中で、頸椎に日常的なダメージを受け続けています。特に高山選手は、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの「三大メジャー団体ヘビー級シングル王座」をすべて制覇した唯一無二の存在であり、常に最前線で激しい打撃と投げ技を受け止めてきました。蓄積されたダメージと加齢による可動域の変化、そして当日のわずかな重心のズレが重なり合って起きた悲劇であり、誰か一人の責任に帰することはできません。