「なべおつ」の発祥と元ネタには、主に2つの明確なルートが存在します。どちらの文脈から生まれたかを知ることで、チャット欄で目にした際の理解度が格段に深まります。
1つ目のルートは、「渡辺(わたなべ)」や「なべ」という名義・愛称を持つゲーム配信者やストリーマー、VTuberの配信枠です。配信終了のタイミング(いわゆる枠閉じ)で、リスナーたちが「なべさん、配信お疲れ様でした」と書き込む際、チャットの流速が速い人気枠では「なべおつ」と一言で省略して投稿する文化が定着しました。
2つ目のルートは、冬場や季節のイベントで頻繁に行われる「鍋配信(鍋パーティー実況・料理枠)」です。配信者が視聴者と雑談しながら鍋料理を調理・実食する配信において、配信の締めくくりに「美味しい鍋配信をごちそうさま、お疲れ様」という意味を込めて「鍋おつ」「なべおつ」とコメントされるようになったパターンです。
現在ではこの双方が入り混じり、特定のストリーマーコミュニティだけでなく、日常的な配信全般で見られる親しみやすいネットスラングとして広く認知されるに至っています。