最新テクノロジーや高度な設備運用が求められる領域でも、現場の手を動かせる専門ライセンスの価値が高まっている。
16つ目は「建築設備士」。建築士に対して建築設備(電気、空調、給排水など)の設計・工事監理に関する適切なアドバイスを行う資格だ。大規模建築物の複雑化に伴い、意匠設計者だけではカバーできない設備分野のプロとして、建築事務所やゼネコンからの求人が絶えない。
17つ目は「診療情報管理士」。病院などの医療機関で電子カルテや診療データを国際基準に基づいて管理・分析する医療情報のスペシャリスト。医療DXが進む2026年の病院経営において、診療報酬の請求精度向上やデータ利活用を担う要として需要が急増している。
18つ目は「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」。IT系唯一の士業資格であり、サイバー攻撃が巧妙化する中、企業のセキュリティ対策を支援する。ITエンジニアの中でも格別の信頼を獲得でき、企業内のセキュリティ役員やフリーランスのコンサルタントとして高単価案件を維持できる。
19つ目は「潜水士」。海洋土木工事や海中点検、レスキュー活動などに従事するための国家資格だ。水中で作業ができる技術者の数は限られており、日当が極めて高額になることで知られる。洋上風力発電施設の建設ラッシュも手伝い、現場での引く手あまたな状況が続いている。