初夏から夏にかけて旬を迎える生とうもろこしが手に入ったら、缶詰では決して出せないフレッシュな香りと力強い甘みを活かした本格ポタージュに挑戦したいところです。
生とうもろこしで作る最大の秘訣は、「実を削ぎ落とした後の芯」を捨てずにスープベースで煮出すことにあります。とうもろこしの芯には、実以上に豊富な甘み成分と出汁(グルタミン酸などの旨味)が凝縮されています。
薄切りにした玉ねぎをバターで炒めた鍋に、包丁で削いだコーンの実と芯、水200ml、塩ひとつまみを投入し、弱火で約10〜15分煮込みます。芯から十分な旨味を抽出した後に芯を取り出し、粗熱を取ってからミキサーで滑らかになるまで撹拌します。仕上げに牛乳を加えて軽く温めれば、素材本来の圧倒的な甘みが際立つ極上スープに仕上がります。