第1作のヒットを受けて制作されたスペシャルドラマ、そして続編となる『続・最後から二番目の恋』では、登場人物たちのさらなる成長と関係性の変化が描かれた。
続編において特に印象的だったのは、千明と和平の「恋以上、家族未満」という熟成された関係性だ。安易に恋愛関係へとなだれ込むのではなく、お互いの人生を尊重し合いながら隣に立ち続ける選択をしたふたりの姿は、多くの視聴者に驚きと感動を与えた。
現場のメイキングや未公開エピソードによれば、小泉と中井の掛け合いの多くにはアドリブに近いライブ感が漂っていたという。長時間の長回し撮影でも途切れないセリフのやり取りは、ふたりの高い演技力と信頼関係があってこそ成立したものだ。こうした制作の裏側を知ることで、作品を再読解する面白さは何倍にも膨らむ。