今回の事件をめぐる一連の動きは、デジタルジャーナリズム業界にとっても歴史的な転換点となりつつある。これまでの事件報道が警察の公式発表に依存しがちであったのに対し、個人が残した電子データやドライブレコーダーの遺留記録を市民とジャーナリストが協働で解析する手法が確立されつつあるからだ。
しかし、そこには過度なネット私刑や捏造データの拡散といった危険性も隣り合わせで存在する。技術の進展によって暴かれる真実と、プライバシーや法的証拠能力の壁。真実の追求と倫理の保持をどのように両立させるべきか、いま私たちジャーナリスト自身が重い問いを突きつけられている。 (出典: 安達結希 父親の車のドライブレコーダー(Yahoo!ニュース))
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