彼女のキャリアにおいて、アニメ作品とのタイアップは世界観を広げる最大の動弁となった。中でも『ソードアート・オンライン』シリーズの主題歌を担当したことは、LiSAの名を国内外のサブカルチャーファンに深く刻み込む原点となった。切なくも力強いメロディと歌詞は、作品の持つSFファンタジーの世界観と完璧にシンクロし、彼女のライブパフォーマンスの柱を形成した。
さらに社会現象となった『鬼滅の刃』への楽曲提供は、アニソンの域を超えて世界的なポップカルチャーの歴史を塗り替えた。『紅蓮華』や劇場版主題歌『炎』は、老若男女問わず広く口ずさまれる国民的ソングとなり、ストリーミング再生回数やチャート記録を次々と更新。過酷なプレッシャーが重くのしかかる中で結果を残し続けた背景には、常にクリエイターとして苦悩を分かち合える鈴木達央の存在があったからに他ならない。