主人公・村田杏子を演じる永野芽郁の静謐な演技は、復讐劇に凄まじい緊張感を与えている。家事代行スタッフ「山内しずか」として偽名で御手洗家に潜入した彼女は、緻密な計算のもとで真希子の足元を切り崩していく。
対する鈴木京香は、強欲と承認欲求の化身である真希子を見事に体現。SNS「ポラリス」でモデル・インフルエンサーとして華やかな虚飾の生活を送る裏で、盗癖や虚栄心に塗れた冷酷さを覗かせる。ふたりがリビングで対峙するシーンには、セリフの端々に伏線が張り巡らされており、視聴者は一瞬たりとも目を離すことができない。