岡本真夜さんは2000年1月、コンサートの舞台美術・映像演出を手掛ける岡井一貴氏と結婚しました。同年11月に長男が誕生しましたが、2013年に対外公表する形で離婚が成立しています(実際の合意はそれ以前)。
離婚の背景には、お互いに多忙を極めるクリエイター同士の生活リズムのすれ違いがありました。しかし、決して憎み合っての破局ではなく、息子の両親として互いを尊重し合う円満な関係性を維持した上での選択でした。
とはいえ、ツアーや楽曲制作を続けながら一人で男の子を育てる日々は、決して平坦なものではありませんでした。小学生から中学生にかけての反抗期には、思い通りにいかない育児に悩み、涙を流した夜もあったといいます。
それでも岡本さんは、息子に対して常に真正面から本音で向き合い続けました。ある日、息子が母の楽曲を聴いて「お母さんの歌、すごくいいね」と素直に伝えてくれた瞬間、それまでの苦労が一気に報われたと語っています。手料理を囲みながら二人三脚で乗り越えてきた時間は、何物にも代えがたい親子の強い絆へと結実しています。