少女期の代表作として燦然と光を放つのが、山崎貴監督のSFアクション超大作『リターナー』で見せた圧巻の演技だ。未来からやってきた少女という難役を見事に演じきり、金城武演じる孤高のガンマンと対等な渡り合いを展開。弱冠15歳にして日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その才能を決定づけた。
芸能事務所フォスターに所属し、早くから本格派としての英才教育と多彩な現場経験を積んできた彼女。早熟な天才子役として脚光を浴びながらも、決して早熟ゆえの型にはまることなく、作品ごとに自らのイメージを打破し続けた底力こそが、長期にわたる第一線での活躍を支える土台となっている。