グループを襲った最初の衝撃は2014年9月25日。メンバーのTENN(テン)さんが35歳という若さで帰らぬ人となったことだった。突如として訪れた別れは、ファンのみならず日本全国に大きなショックを与えた。グループのムードメーカーであり、ライブでのパフォーマンスを支えた彼の死は、ET-KINGの活動に大きな陰を落とす。
悲しみが癒えぬ中、さらなる悲劇がグループを襲う。リーダーであり、あの力強くも温かいボーカルでチームを引っ張っていた「いときん」さんが、2017年8月に癌を公表。治療に専念しながらも最後までステージへの情熱を燃やし続けたが、翌2018年1月31日、38歳の若さで息を引き取った。
わずか数年の間に中心メンバー2人を相次いで失うという現実は、あまりにも残酷だった。検索窓に悲痛な言葉が打ち込まれる理由は、過激な都市伝説などではなく、残された人々の受け止めきれない喪失感と哀悼の念が形となった結果なのだ。