フィリピン人は小麦色の肌の人が多いが、色白になりたい願望がとても強い。フィリピン人の「美しい」の条件ナンバー1は色白であることで、ドラッグストアやスーパーに行くと、美白クリームやローション、化粧品がズラリと棚いっぱいに並べられている。
美白志向が強く、フィリピンでは白い肌が美の象徴とされ、積極的に美白製品や治療法が使用される一方で、最近では褐色肌を美しいとする意識も広がりを見せている。この二面性は、フィリピン社会が植民地時代の価値観を引きずりながらも、徐々に自己定義の美を模索していることを示している。
胸に関しても同様の変化が起きている。かつてはスペイン系やアメリカ系のグラマラスなボディが「理想」として消費メディアに氾濫していたが、近年はSNSの普及によってフィリピン独自の体型美が再評価されつつある。インスタグラムやTikTokでフォロワーを集めるフィリピン人インフルエンサーたちが、多様な体型を堂々と発信しているのがその証拠だ。