今回の糸島市議選における確定投票率は55.17%であった。前回2022年の51.22%から4.95ポイントの大幅な上昇である。
全国的に見れば、地方選挙の投票率は低下傾向に歯止めがかからないケースが多い。その中で糸島市が50%台半ばまで数値を伸ばした要因として、以下の点が挙げられる。
- 定数超えの乱立による緊張感:31名という多数の立候補者が乱立したことで、街頭の告示効果が高まり、市民の関心を引きつけた。
- SNSを活用した情報拡散:若手候補を中心に、日常的な活動や主張がネット上で可視化され、これまで選挙に行かなかった層の関心を喚起した。
- 街の急激な変化に対する危機感と期待:開発が進む中で「住環境を守ってほしい」「道路や公共交通を整備してほしい」という具体的な要望が市民の間に高まっていた。