幼体を安全に育てるための環境は、アクアリウムではなく「湿度が高く蒸れないテラリウム」です。高湿度が必要だからといって密閉しすぎると、ケース内が蒸れて雑菌が繁殖し、皮膚病を引き起こします。
推奨する床材の選択肢
床材は湿度維持の要です。清潔で安全な素材を選びましょう。
- 無農薬ピートモス・赤玉土(細粒): 保水性に優れ、自然に近い環境を作れます。誤飲のリスクを減らすため、粒が極小のものを選びます。
- 生水苔(活きミズゴケ): 抗菌作用があり、適度な隙間が幼体の隠れ家になります。最も安全で失敗の少ない選択肢です。
- 湿らせたキッチンペーパー: 観察や糞の清掃が最も容易ですが、頻繁な交換が必要です。ブリーディング用の暫定環境として有効です。
隠れ家(シェルター)の重要性
野生の幼体は、日中の大半を暗闇で過ごします。ストレスを軽減するために、植木鉢の欠片、天然の樹皮、あるいは小さくカットしたハイドロカルチャー用ウレタンなどを配置してください。隠れ家が複数あることで、幼体は安心して休息できます。