この教育ブームを後押ししているのは、ファンや学生だけではない。大手ゲーム会社や出版社などのIP(知的財産)ホルダー自らが、これらの教育機関と強力なタッグを組み始めている点も見逃せない。
かつてはグレーゾーンとされることも多かった二次創作やコスプレだが、2026年現在は「作品の世界観を広げる最重要のプロモーション活動」として捉えられている。公式ライセンスのもとで衣装の再現度を判定する仕組みや、在学中から大手コンテンツの公式イベントに出演するインターンシップが組み込まれるケースが増加。版権元にとっても、クオリティの高い公式衣装を仕立てられる技術者の育成や、ブランドイメージを守りながら作品をPRできるプロの育成は、極めて大きなメリットをもたらしている。