一方で、なぜこれほどまでに「100均の袋は失礼」と拒絶反応を示す人がいるのでしょうか。マナー講師の佐藤美智子氏(仮名)は、その理由を「紙の質感と格の不一致」にあると指摘します。
「お祝いの気持ちを表すご祝儀袋は、中に入れる金額と袋の格(格式)を合わせるのが基本です。100円ショップの袋は、デザインこそ華やかですが、使用されている紙が薄く、水引が安価なプラスチック製や簡素なゴム製であることが少なくありません。目の肥えた人が手に取れば、その軽さや質感で一目で分かってしまいます。これが『相手を軽んじている』と受け取られるリスクを生むのです」と佐藤氏は警鐘を鳴らします。