これまで「オーラ」や「雰囲気」という曖昧な言葉で片付けられていた現象に、ついにメスが入りました。東京理科大学をはじめとする共同研究チームが発表した論文によると、犬や猫は人間の自律神経の状態を極めて高い精度で感知していることが分かったのです。
緊張している人の心拍変動は、動物にとって「捕食者のアプローチ」に似た警戒信号として伝わります。一方で、心が深く落ち着いている人の傍にいると、動物の脳内でもリラックスを示すセロトニンの分泌が促されます。つまり、彼らは人間の「内面の静けさ」を嗅ぎ取っているのです。