外食時における最大の脅威は、目に見えないコンタミネーション(微量混入)だ。
たとえば、カニクリームコロッケを揚げたのと同じフライヤーでフライドポテトを揚げていた場合、揚げ油を介してポテトにアレルゲンが移動する。また、調理器具の洗浄不足や、同じまな板での調理も命取りになる。
2026年のアレルギー表示義務化ガイドラインの改訂により、外食チェーンやホテルでの情報開示は大幅に進んだ。しかし、個人の飲食店や屋台などでは徹底が難しいケースも未だ残る。「カニを避ければエビフライの衣や油は大丈夫」といった安易な発想は捨て、事前に店舗へアレルギー対応の有無を確認する姿勢が不可欠だ。