老舗チェーンとしての確固たる地位を築いた同ブランドの起源は、遠く離れた伝説の地に遡る。名水の地として名高い岐阜県養老町に伝わる孝行息子の「養老の滝」伝説。親を思う温かい心と清らかな水のごとく、人々に愛される存在でありたいという願いが、その屋号には込められている。
この理念を受け継ぎ、時代の荒波を乗り越えてきたのが養老乃瀧株式会社だ。代表取締役社長の矢満田敏之氏のもと、同社は伝統的な大衆酒場の温かみを守りつつも、時代に即した店舗改革とメニュー刷新を怠らない。激変する外食産業のなかで、低価格でありながら妥協のない素材と手作りの味を提供し続ける姿は、まさに日本の居酒屋文化の先駆けと言える。