青の色落ちはなぜ緑になる?経過日数と綺麗なシルバーへの退色ケア決定版

青の色落ちはなぜ緑になる?経過日数と綺麗なシルバーへの退色ケア決定版

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サロンで完璧なインディゴブルーやコバルトブルーに仕上げたはずが、数回シャワーを浴びただけで「藻のような緑色」になってしまう現象。この最大の原因は、青髪の色落ちで緑になる理由として毛髪科学で証明されている「アンダートーン(下地の色)と染料の混色」にあります。

日本人の自毛は赤褐色から黄褐色のメラニン色素を豊富に含んでいます。ブリーチを1回施した段階では、黒髪のメラニンは抜けきらず、髪には強い「黄色味(明度14〜16レベル程度)」が残ります。そこに絵の具の青を重ねると、仕上がり直後は濃い青の染料が黄色を覆い隠すため綺麗なブルーに見えます。しかし、人工の青色分子はヘアカラー染料の中でも分子量が比較的大きく、毛髪内部の深層まで浸透しにくいうえ、水に溶け出しやすい性質を持っています。

シャンプーを重ねて青色染料が徐々に抜け落ちると、髪内部の「地毛の黄色」と「かすかに残った青」が光の反射によって混ざり合います。「黄色+青色=緑色」という色彩学の原則そのままに、髪がオリーブやマットグリーンに変色してしまうわけです。嫌な緑みを防ぐためには、ブリーチ段階で黄色味を極限まで抜く(ペールイエロー以上の18レベルまで脱色する)か、あるいはカラー剤調合の段階で黄色の補色となる「紫(バイオレット)」を絶妙な比率で潜ませておく技術が不可欠となります。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。