お彼岸の先祖供養において中心となるのが、お墓参りと仏壇での読経・礼拝です。形式にとらわれすぎる必要はありませんが、基本となる手順を押さえておくことで、ご先祖様への敬意をより丁寧に示すことができます。
お墓参りに到着した際は、まず手を清めてから墓前に向かい、合掌して「これから掃除をさせていただきます」と心の中で一礼するのが礼儀です。雑草の除草、墓石の水洗い、花立や香炉の洗浄など、墓所全体を清めてから新しい生花やお線香、お供え物を捧げます。お線香の火は息を吹きかけて消すのではなく、必ず手であおいで消すのが仏教全般の共通作法です。
また、お墓に供えた食べ物はそのまま放置すると鳥獣害や墓石の変色の原因となるため、「お参りが終わったらその場でいただくか、持ち帰って家族で分かち合う」のが現代の霊園マナーにおける鉄則となっています。