Q1:作図のときに線が多くなりすぎて、どの頂点と結べばいいかわからなくなります。良い対策はありますか?
A1:もとの図形の頂点に「①、②、③…」と時計回りに番号を振る方法が極めて効果的です。中心Oを通る直線の先に対応点を打ったら、即座に「①'、②'、③'…」と同一の番号を小さく振ります。すべての点が求まったら「①'と②'」「②'と③'」を順番に結ぶだけにすれば、作図線が交差していても迷うことはありません。また、作図の補助線は薄いHB〜2Hの鉛筆で描き、完成した輪郭線だけを濃いBの鉛筆で引く習慣をつけると視認性が劇的に向上します。
Q2:円や曲線が含まれる点対称な図形の書き方はどうすればいいですか?
A2:曲線部分は「代表的な点」をいくつかピックアップして直線と同様に反転させます。円の場合は、何よりもまず「円の中心」を対称移動させます。移動先の中心が決まったら、もとの円と同じ半径をコンパスで測り、移動後の中心から円を描くだけで完璧な点対称の円が完成します。複雑なカーブも要所となる曲がり角の点を点対称移動させ、最後に滑らかに繋ぐのがプロの作図手順です。
Q3:テスト本番で「この図形は点対称か?」と聞かれたとき、最も素早く見分けるコツは?
A3:もっとも離れた位置にある「対角の頂点」同士を結んでみてください。例えば平行四辺形であれば、向かい合う頂点を結んだ2本の対角線がちょうど真ん中で交わります。このように「向かい合う頂点を結んだ線分が、すべて1つの共通の中心点で等分されるか」を定規で確認するのが最も速く、間違いのない見分け方です。