2026年の開催において、SNSやネット掲示板を最も揺るがしたのは「空間の制限と混雑密度の激変」であった。現地取材班の記録とSNS上の生データを照合すると、賞賛と悲鳴が入り混じるリアルな実態が浮かび上がる。
なにわ淀川花火大会では、公式発表通り梅田側の河川敷が工事閉鎖された結果、阪急十三駅およびJR塚本駅周辺の動線が極限まで圧迫された。X(旧Twitter)では「午後4時の段階で十三駅西口から河川敷まで人の壁」「無料エリアを求めて歩いたがどこもロープで封鎖されていた」といった困惑の投稿が相次いだ。一方で、事前に入手した有料観覧席チケットエリアからの報告は対照的であり、「専用トイレ完備で視界を遮るものが一切ない」「3万円のエキサイティングシートは迫力で涙が出た」という圧倒的な高評価が寄せられた。
また、屋台出店情報に関しては、天神祭が桜之宮公園や天満宮周辺に約500店規模の露店を復活させ、「これぞ大阪の夏」という情緒を取り戻したのに対し、淀川花火大会では十三側の一部エリアに屋台が限定されたため、購入までに40分以上並ぶ長蛇の列が発生。食糧や飲料の事前調達が勝敗を分ける結果となった。