不穏な噂とは対照的に、牛頸ダムの現在の様子は福岡都市圏を代表する健全なレクリエーションエリアとして確立されています。ダム湖畔を囲むように整備された大野城いこいの森には、巨大なローラーすべり台を備えた中央公園や、本格的なキャンプ場、水辺公園、パットゴルフ場などが配置されています。
休日の昼間には、色鮮やかなテントが並び、子どもたちの歓声が響き渡る明るい空間が広がっています。ダム堤体からの眺望も素晴らしく、天気の良い日には福岡市街地や博多湾方面まで見渡せる絶景スポットとして、多くのランナーやサイクリストに親しまれています。
治安維持や安全管理の面でも大幅な近代化が図られました。夜間の立ち入りが制限されるゲート管理をはじめ、死角となるエリアへの防犯カメラの増設、定期的なパトロールが実施されており、かつてのような不法侵入や肝試し目的の騒擾行為は厳しく取り締まられています。現在の大野城いこいの森は、危険な暗闇ではなく、徹底した管理のもとで安全に自然を満喫できる公共空間となっています。