Q1:蒙古斑を放置しておくと、将来皮膚がんなどの悪性腫瘍に変化することはありますか?
A1:いいえ、蒙古斑は完全に良性の母斑(真皮メラノサイトーシス)であり、放置したことが原因で悪性黒色腫(メラノーマ)や皮膚がんに変化することはありません。健康上の悪影響を心配する必要はなく、治療の要否は整容面(見た目)や本人の心理的負担のみを基準に判断されます。
Q2:赤ちゃんのレーザー治療は痛みを伴いますか?麻酔は使用しますか?
A2:レーザー照射時は「輪ゴムでパチンとはじかれたような痛み」が生じます。そのため、乳幼児の治療では施術の約1時間前に麻酔クリームや麻酔テープを患部に塗布・貼付し、痛みを大幅に緩和させてから照射します。照射面積が非常に広範なケースを除き、局所麻酔で安全に行われます。
Q3:大人になってから残ってしまった蒙古斑も、レーザーで綺麗に消せますか?
A3:大人になってからでもレーザー治療によって薄くすることは十分可能です。ただし、成人期は乳幼児に比べて皮膚が厚くメラニン色素が深い位置にあるため、乳児期よりも照射回数(3〜5回以上の通院)が必要になったり、照射後の炎症後色素沈着が消失するまでに時間を要したりする傾向があります。
Q4:市販の美白クリームやマッサージで蒙古斑を消すことはできますか?
A4:消すことはできません。蒙古斑の原因であるメラノサイトは皮膚の奥深くにある「真皮層」に存在します。市販の外用薬や化粧品、マッサージでは真皮層のメラニン色素を除去することは不可能であり、強い摩擦を加えると逆に皮膚を傷め色素沈着を悪化させる恐れがあるため控えてください。