Q1:大関から関脇に転落すると、給与や待遇はどのくらい変わる?
A1:日本相撲協会の規定により、力士の月給は大関が250万円であるのに対し、関脇・小結は180万円となります。月額で約70万円の減給となるほか、本場所での移動時の座席ランク(飛行機のビジネスクラス手配など)や控室の利用順など、看板力士としての様々な優遇待遇に変化が生じます。
Q2:関脇転落後の翌場所で「9勝6敗」だった場合、大関復帰はどうなる?
A2:特例復帰の条件である「10勝以上」に届かなかった場合、特例の権利は完全に消滅します。翌々場所も関脇以下の番付に留まることになり、再び大関を目指すには「三役の地位で3場所連続33勝以上」という通常の昇進目安を一からクリアしなければなりません。
Q3:横綱にも大関のような「カド番」や「陥落」はある?
A3:横綱にはカド番や陥落の制度は一切存在しません。横綱は相撲界の絶対的な象徴であるため、負け越しや成績不振が続いた場合に降格することはなく、残された道は「現役引退」のみとなります。大関のカド番制度は、実力至上主義のなかで力士に再起のチャンスを与える独特のシステムといえます。