本事件でNPBおよび球団から厳罰を下されたのは計4名の投手です。野球協約第180条に違反した彼らには、球界追放に等しい極めて重い処分が科されました。
福田聡志(元投手)
2015年に事件が表面化する直接の契機となった選手です。知人男性(後述のB氏)を通じて自軍の試合を含むプロ野球数十試合、メジャーリーグ、高校野球の勝敗を対象とした賭けを行っていました。多額の負け金を抱え、取り立てが激化したことで球団へ相談し、事件が公になりました。結果、無期失格処分を受け契約解除となりました。
笠原将生(元投手)
自身が野球賭博を行うだけでなく、他の選手を胴元へ仲介するパイプ役を果たしていました。賭博の温床となった飲食店に出入りし、選手と裏社会的な人脈を結びつけるハブとなっていた事実がNPB調査委員会および捜査機関により認定され、同じく無期失格処分となりました。
松本竜也(元投手)
2011年のドラフト1位で入団した大型左腕。笠原元投手の誘いを受け、プロ野球の試合などを対象にした賭博に参加。関与期間や金額は福田元投手より少なかったものの、野球賭博への直接的関与が認定され、無期失格処分が下されました。
高木京介(元投手)
2014年に入団以来無敗の記録を継続していたリリーフ左腕。笠原元投手を介して数試合の野球賭博に関与。2016年春に自供し、後述する理由により1年間の失格処分となりました。