彼の人生における最大の「モテ期」は、間違いなく中学校時代に訪れた。体育館の裏、放課後の教室、あらゆる場所で告白の嵐が吹き荒れたというエピソードは、もはやファンの間では伝説だ。学年の女子の約3分の2から好意を寄せられていたという、少女漫画を超える現実がそこにはあった。
だが、本人はこれを「人生のピークだった」と自虐的に語ることが多い。チヤホヤされる状況に浮かれることなく、どこか冷めた目で自分を見つめていた少年。この時期の過剰な注目が、のちに彼を少し内省的な性格へと向かわせる引き金になったのかもしれない。