瞬く間にトップタレント並みの人気を獲得したことで、世間の関心は「2人が手にした巨額の収入と遺産」へと向けられました。CM出演料、テレビ番組の出演ギャラ、書籍の印税、講演料などを合わせると、ブームの数年間で得た総収入は数億円規模にのぼると推計され、週刊誌などでは遺産相続トラブルを懸念する憶測記事が飛び交いました。
しかし、実際のきんさんぎんさんの遺産をめぐる現実は、世間の下世話な勘ぐりを完全に裏切る極めてクリーンなものでした。当時マネジメントに関わっていた家族や税理士の証言、報道各社の取材データによると、収入の大半は当時の最高税率に沿って適正に納税され、多額の税金を納めることで社会に還元されました。
さらに、姉妹は得たお金を懐に溜め込むことなく、福祉団体や日本赤十字社、地元自治体へ多額の寄付活動を行っていました。手元に残った資金についても、生前に娘や孫、ひ孫たちの教育費や生活支援として計画的に分与されており、2人が亡くなった時点で残された財産は決して巨額なものではありませんでした。親族間で骨肉の争いが起きる余地など最初からなく、遺産相続は円満そのものに完了しています。