「内臓が吸い出される危険はない」とはいえ、座ったまま水を流す行為は衛生面やトラブル防止の観点から推奨されません。快適かつ安全に空の旅を過ごすための基本ルールを確認しておきましょう。
・必ず立ち上がり、フタを閉めてから「FLUSH」ボタンを押す
高速吸引時には、目に見えない微細な汚水飛沫(エアロゾル)が周囲に飛び散るリスクがあります。衛生面を保ち、衣服や肌を清潔に保つためにも、フタをしっかり閉めてから流すのが国際的なマナーです。
・貴重品やスマートフォンの落下・吸い込みに注意
バキューム式の吸引力は非常に強いため、ポケットから落ちたスマートフォン、パスポート、ワイヤレスイヤホン、スカーフなどを一瞬で配管内へ吸い込んでしまうトラブルが多発しています。配管が詰まると最悪の場合、トイレが使用不能になり、飛行機が緊急着陸(ダイバート)する事態にも発展しかねません。
・トイレットペーパー以外の異物を絶対に流さない
機内の配管は限られたスペースを通るため非常に細く設計されています。紙おむつ、ウェットティッシュ、生理用品などを流すと即座に詰まりの原因となります。備え付けのエチケット袋やダストボックスを必ず使用してください。