マーキングは、住人に気づかれにくく、同業者や仲間だけが確認しやすい「死角」に巧妙に残されます。また、そもそも下見の段階でターゲットに選ばれやすい住宅には共通する特徴があります。
見落としがちなマーキング重点チェックポイント
- 表札:名前の横、フチ、裏側、台座との隙間
- インターホン:ボタンの下部、本体側面、カメラカバーの上部
- 郵便ポスト:蓋の裏側、投函口の隙間、側面、底面
- ガスメーター・水道メーター:メーターの表示盤横、配管の裏側、金属ボックスの内外
- 玄関ドア・周辺設備:ドア枠の四隅、ドアノブの付け根、外壁の基礎部分、エアコン室外機
犯罪心理学から見る「空き巣に狙われやすい家」の共通項
警察庁や防犯設備の統計データによれば、侵入盗の多くは「下見を5分以内に行い、侵入に5分以上かかると諦める」という行動心理を持っています。マーキングの対象にされやすい家は、以下のような脆弱性を抱えています。
- 郵便受けにチラシや郵便物が溜まっている:長期不在や管理意識の低さが一目で露呈する。
- 見通しが悪すぎる、または死角が多すぎる:高い塀や茂った庭木は、侵入後の隠れ蓑になる。
- 夜間に玄関まわりや勝手口が真っ暗:センサーライトがなく、下見やピッキング作業が容易。
- ゴミ出しのルールや庭先が乱れている:「地域や周囲への関心が薄い=通報リスクが低い」と判断される。